「あら川の桃」の起源は、紀の川市桃山町の前身、あら川で桃の栽培が始められた元禄年間にまでさかのぼり、天明2年（1782年）、段新田の旧家村垣家の当主弥惣八が、摂津国池田庄から桃の木を導入したことが始まりであろう、といわれています。

「あら川の桃」は、品質の高さ、味の良さから、近年全国的に非常に高い評価を得ております。この桃の美味しさは、桃山町の地質と気候に関係しています。桃山町の土は、砂礫を含んだ水捌けの良い土質で、気候も温暖であり、桃栽培に非常に適している地です。

環境条件が良いことも高品質の理由のひとつですが、桃山町の生産者の栽培方法、品質改良へのたゆまぬ努力があってこそのものです。

ひとつひとつ丁寧に剪定、摘花（果）、袋包みを行い、害虫駆除など各行程ごとに、多大な労力をつぎこみ、桃を育て上げる。

あら川の桃の美味しさの秘密はそこにあります。

他産地の方々はこの商標を使用する事は出来ません。
この登録商標は、全国に先駆けて取得したもので、生産地及び生産者を特定しております。
あら川の桃振興協議会会員でなければ使用することは出来ません。